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女子W杯決勝 vsアメリカ

ついに決勝。準決勝で疲れの見えたところで、先発をいじるかも、と思ったが、やはりオーソドックスに大会を通じて出来てきたメンバーで通してきた。しかし、序盤押してきたアメリカにCKとCKに近い位置からのFKから、ほぼ同じような形で続けて2点取られる。準備してきた形なのだろう、単純に高さを利して行こうとしても、体を寄せられて十分な体勢でヘディングには行けないなら、どうするか。人を動かして、マークを引き連れていき空いたスペースに、速いボールを送り込み、マーカーに気づいて追いつく間を与えずにシュートしてしまう。むしろ日本がやりたい形を、上手に前に集まっている選手に引っ掛けずに決められてしまう。2度とも最後についていたのは岩清水選手。最初からアサインされたマーカだったのか、入ってきたので途中からついて行ったのかまではTVではわからなかったが。監督はマークの注意の声が通らなかったということだったが、決勝の観客の前、そこは選手がなんとかできなければ仕方ない。
この後、アメリカは安全運転モードに入リ始める。そのために日本がボールを回す場面も出始めたところで、岩清水選手のクリアミス。多分ここで、監督は、失点の責任を感じて平常心でプレーできていないと判断して、交代を準備し始めたのだろう。しかし間も無く、前がかりになりGKも前目にいるところで、超ロングループシュート、GK戻りきれず決められて0−4。ここまで15分ほど。これでアメリカは完全に、これまで1失点の固い守備に重心を置く。26分に1点返し、フォーメーション変更もして攻め込まれた左サイドの守りを固める対応をし(縦を宮間ー鮫島から鮫島ー宇津木)、最初の交代は岩清水OUT 澤IN。落ち着かせるための交代とみられる。経験の少ないCBの控えをここに投入するわけには行かず、ボランチから阪口選手を一列下げる。しかし、この対応までで既に1−4。前線に張る選手を増やしに行く交代を、さらに前半のうちにしてしまう。後半、FKからオウンゴールを誘発し、2−4にすると、勢いを削ぐべく、安全運転だったアメリカが前への圧力をかけてきてあっさり、得点、2−5で再度3点差に。後は勢い付かせる失敗のないように、がっちり守るアメリカを攻め崩せず、完全に力負け。最後には40歳のベテランをピッチに立たせる余裕も見せられて試合終了(しかし、40で代表に入っているのが凄い、澤選手も次まで続ければ、、、なのだが)。
アメリカの立ててきた作戦が見事にはまった、試合になってしまった。まぁアルガルベ杯の時の惨状から、(それ故、この方向性が出たんだろうけど)よくここまで持ってきたと思う。しかし、大きなメンバーの変更が無くても、選手たちが、まだ、体力的に大きく落ちる年齢ではなかったので、”チームの熟成”で済んできたが、そろそろ半分位の選手は、前回W杯のメンバーから変わるくらいの若い世代の台頭がないと厳しいだろう。ここ数年チャンスを与えてきたけれど、なかなか、経験を上回る勢いを出せる選手がいなかったけど、そうも言っていられない。ここから、宮間選手の使い方をどうするかなぁ。守備の場面ではサイズ、スピードでどうしても、ヨーロッパなどの相手の時は弱みになってしまう。攻撃面ではキッカーとして外せない選手として出続けるから、このような大会では疲労を蓄積してしまうし。敏捷性で勝負するFW以外は、小さい選手は難しい。

女子サッカーW杯準決勝vsイングランド

今日は8時からなので、出勤を遅らせてTV観戦。延長になりそうになって、どうしようか、そわそわしたところで、決着がついた。イングランドが攻撃面では高さとパワーを押し出し、守備面では、中盤を厳しく潰しにきていたせいで、日本の良さが出にくかった上に、日本はついに疲れが出てきたか、ちょっとしたところに疲れているのかな、といった感じの出るプレーが見えた。攻撃でも守備でも、長いボールを追う時に、諦めるタイミングが早かったり、トップスピードがやや落ちていて、追いつくと思って出したパスが全然追いつかないとか。それでもどうにか試合にしていってしまうのが、このチームのしたたかさか。ペナルティエリアすぐ外でのFKになるはずのものがPKと判定され先制。しばらく後に、あの程度の接触で取るかなー、というゴール前での集団の中でのプレーでPKを取られて同点。コイントスに勝ったイングランドは後半追い風になるように陣地を選んだようで、後半はロングボール攻勢を強めて、厳しい展開だったが、最後に、オウンゴールで決勝点。相手DFは背後を大儀見選手が走っていたのでギリギリのところをクリアしに行って、ボールがゴールに向かってしまった。DFとしては、ミスとは言えない仕方のないプレーで、攻撃側としてはそのようなプレーをしなくてはならない状況を作ったことが勝因。
決勝トーナメントに入って、スタメンは固定。今日は交代は岩渕選手のみ。どうやら延長必至とみて交代のタイミングを遅らせていたようだが、結果的には先発が疲労を蓄積したことに。メディアは、澤選手を話題の中心にしたいようであれこれ言うが、今のチームの中では、澤選手はそういう立場になっている、ということ。同じ間隔で次は決勝戦。このスタメンが今一番安定感があるのだろうが、今日は試合に疲労感もでていて、決勝戦のメンバーをどうするか。外から見ている限りは、同じ形を貫くのが一番安定感があって、間違いなく感じるので、アクシデントがない限り、多分オーソドックスに同じメンバーなんだろうけど、コンディション面と、決勝のメンタル面を考慮しての奇策はありえるか、、、ないかな。

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Jubai 1-1