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合格実績水増し

高校の大学合格実績の水増し、最近の共通テストの私大への普及と共通テストのみを合否判定に使う試験方式の急増の副産物に思える。一つの学部、学科が様々な判定方法の試験を何通りも設定し、受験料収入を稼いでいるのだ。共通テストの成績のみなら、取り敢えず出願しておけ、ということになりがち。その延長線上に起きてきた事なのだろう。私大のほうも安易にそういう試験を増やしたことを反省したほうが良くないだろうか。自前の入試問題で試験をやらなければならないとなると実務の問題でやたらに試験方式を増やせないが、共通テストの成績の使い方なら何通りでも考えられるといってもね。

20年ほど前、自分が受験生だったころも、本当に入りたい大学以外の受験を薦めるという指導は存在した。ただ、当時は共通一次試験の時代。私大は全て自前の試験を受けねばならず、本命の大学のための最後の追い込み勉強の時間を削ってやたらに受けまくるなんてことはあり得なかった。薦められる理由は、本番の試験の雰囲気に慣れるため。いきなり本命の大学の試験で上がってしまうのを防ぐため、プレッシャーの少ない状態で少なくとも1,2校受験して予行をしておけ、ということだった。高校側としてはこんなのの延長上にあるのかもしれない。程度の差こそあれ、私大の併願は昔からできたし、さらに、どこかに引っかかれば、と必死でいくつも受けてたくさん合格している人は昔から居た。私大の合格実績なんて数字を鵜呑みにできない、というのは今の高校生の親は知ってるはずだけど、今回発覚している話は極端ですね。

新設校でデータがほしかったなんて言い訳している高校もあるけど、私立なんだからそんなの大手予備校と提携すればいい話で。予備校にデータをもらうより生徒に実際に受けさせたほうが安いということか?自分の学校の生徒だけ使ってやるデータ収集なんてたかが知れてると思うんだけどね。さらに、事後の分析をしたところで、次の年の受験は別物だし、大学側もいろいろ検討して試験のやり方は手直ししていくだろうし。学内での受験料負担の表向きの理由をデータ収集として支出していてそれで押し通そうとしているだけなんじゃないだろうか。少子化の中での私学の経営、生徒集めのための宣伝材料作りというのは厳しい、ということなんだろう。

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