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世界タイトル戦感想

 亀田選手の世界戦は4Rあたりから、チラチラと見た(あまり真面目に見ていない)。ダウンさせられた1回、その後の2,3Rは見ていないけれど、アナウンサー、解説の話では押されていて、4Rあたりから持ち直したと認識している。11Rはグロッキー状態、12Rもやられていた。そうすると、1-3Rと11,12Rはランダエタ選手のラウンド、ダウンのあった1Rは2点差、とすると亀田選手が1ポイントリードするには4-10R全部取らないとありえない。それが、地元判定だ、という印象を世間に生んでいるし私もそう思う。確かに、中盤にはランダエタ選手をふらつかせたり、明らかに亀田選手の取ったラウンドもあった。それでも、全部が亀田選手優勢で進んだとは思えない。地元判定以外にあのような判定になった原因を考えるなら、私の見ていた4R以降の試合では亀田選手が常に前に出てランダエタ選手は下がる、という展開だった。前に出ながらも、あまりパンチが決まらなかったのだけれど、ランダエタ選手に逃げの姿勢が出ていた印象がある。序盤で明らかにポイントリードをし、KOを決め切れなかったので一発逆転のパンチを食らわないように試合をコントロールして勝ちに行っているのは明らかだった。残り10秒を切ってから攻めに出るのは判定用の印象対策と、万が一パンチを食ってもKOにならないから。ただ、ずっと下がってばかりだった印象はあり、微妙なラウンドを全部亀田選手に持っていかれたもう一つの原因はその辺にあったのだろう。「敵地での試合ではKOしに行かなくてはダメだ。判定勝ちを狙いに行っても勝てる保証はない。」と、解説者が日本人選手が海外で世界戦で変な判定で負けたときに良く言っていたことを思い出す。まぁ、これでメディアで作り上げてきた亀田像ってのがさらに胡散臭い目で見られるようになってしまっただろう。当日は「ブサイクな試合して・・・」と言っていたのが翌日には強気に転向。世間に流通させているイメージには演技している部分もかなりありそうで。
 そもそもがまだ19歳でずっとトレーニングしてきて絞れている選手に一つ下の階級に下げての挑戦をさせることに無理があっただろう。まだ、これから体は大きくなってきて、本来の階級とされるところから1つ、2つ上の体重になっていくはず。今回の減量は本来の体力、パンチ力を失わせていたのだろう。それでも、ランダエタ選手は年齢から来る体重増で下の階級から上げてきた選手。そういう意味では体格的には2階級以上下になる選手相手の試合だったわけで、その内容としてはちょっと、、、だなぁ。

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Jubai 1-1