« 2005年11月 | トップページ | 2006年1月 »

フィギュアスケート

浅田真央選手のオリンピック参加資格が騒がしくなっているが、そもそも、その年のオリンピックに「医学的な理由」で設けられている年齢制限で出場できない選手が、その年のシニアのツアー大会に出ていることがおかしい。本当にそういう理由でノーならば、そういう選手はシニア大会に出してはいけないと思う。その辺を、きちんとやらないから変なことになる。
今年ぐんと伸びて、今絶好調の選手が来年の世界選手権、4年後の五輪で同様の調子である保証はどこにもない。これからのマスコミ露出のプレッシャー、あるいは怪我など、この後伸び悩む理由はいくらでもある。旬な時に大きな大会に出られないと、一生縁が無い可能性もある。しかし、こんな議論も、そもそもシニアの大会に出ていなければなかったはず。年齢制限システムをきちんと運用しなかった連盟が責められるべきだろう。

ヒンギスの復帰

女子テニス、マルチナ・ヒンギス選手が復帰を宣言したそうだ。度重なる故障を理由に引退して何年だろう。年齢的には若く全然問題ないけれど。かつて、10代で活躍して一旦引退し、復帰しようとした選手を思い出してみて、どうだろう、と考える。問題は、本人のモチベーション、引退の理由が怪我なので、その回復具合となるだろうが、彼女のプレースタイルを思い出すと、20代中盤での復帰というのはハードルが高く思える。ヒンギス選手は体格は大きくない。最近の女子の、大柄な選手のパワーショット全盛なのとは異なる。コート上を走り回り速いボールは自分の腕力で打つよりはカウンターショット気味に相手のパワーを利用して切り返すショットが得意だった。同じスタイルでプレーするなら問題はコートを走り回る脚力、スタミナ。女子の場合10代に比べたら20代になると体の変化でスピードが落ちる傾向が出る。モニカ・セレシュ選手が色々あって一旦ツアーから離れた後戻ったが、以前のような圧倒的な存在にまでは戻れなかったのはフットワークの部分だった。ただ、彼女の場合、ショットのパワーが並外れて強かったので、トップ選手の中にまで戻れたけれど。正直、ヒンギス選手が以前と同じように走り回れるようになって帰ってきたら、びっくりだ。コートカバーリングは以前のようには行かないだろう。それを補うものを見つけないと、パワーショットで押すスタイルの選手が大勢居る今のツアーで勝つのは苦しいのではないのだろうか。難しいだろうな、と思う一方で予想を裏切る何かを見せて欲しいとも思う。

ポスティング

日ハムからポスティングで大リーグ入りを目指した入来選手に入札は無かったそうだ。33歳という年齢、ここ2年の成績を考えれば順当な結果だろう。自由契約になってアメリカにわたりテストを受けて、2Aくらいのレベルから、1000万円を切るような年俸でもしがみついて、くらいでないと行き先は見つからないかもしれない。アメリカのプロスポーツを現地の解説などで聞いていると、30歳というのが常に大きな目安にされているのがわかる。30歳を越えると体力的には確実に下り坂に入る。そして、それ以降に技術的に大きな進歩をする可能性も低くなる。また、選手寿命の残りがどのくらいあると見積もるか、が契約交渉に現れる。30歳までにそれなりの実績を残し、シーズンをフルに戦うのに障害になるような大きな怪我が無い選手ならよいけれど。
ポスティングの報道を見ていると、球団が簡単に認めているのは最近は全て、完全に峠を過ぎてチームでお荷物になり始めている30過ぎの選手たち。正直、メジャーのチームが良い金額で手を上げるとは思えない。一方、売れそうな選手は、出さない、と大いに揉めている。ポスティングで行く場合は、FAを前倒しで一回使った計算にして日本での保有権は元所属球団が持ち続けるくらいの条件でもう少し若いピークの時期に挑戦させてあげられないだろうか。どうせ何人かは環境が合わずに帰ってくるだろうし。
新人選手の契約金はいくらだろう。アメリカ的な感覚で考えれば、FAになるまでの年数分の複数年契約の契約金になる。そうすると、とんでもない長期の契約の契約金で、年俸部分は成績で変動して保証なし、っていう契約ということになり、かなり非常識に選手に不利な契約に思える。確か、契約金の高騰が問題になって上限がはめられている。これからの日本のプロ野球の目指すところをきちんと掲げてこの辺も整理しながらFAやドラフト改革していかないとまだまだ、何年も同じような揉め事が続いていくのだろうな。

« 2005年11月 | トップページ | 2006年1月 »

Jubai 1-1