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相撲

横綱、朝青龍が本場所7連覇したそうだ。たまたま優勝の決まる取り組みの時にはテレビをつけていた。なかなかの大記録、凄いのだけど、かわいそうなことに、今、相撲人気は若貴フィーバーの頃が信じられないほど落ちている。私が思うのは、一人横綱という時期が長すぎる気がする。千代の富士が一時期長いこと一人横綱だった。また、最近では貴乃花。エンターテインメントとしては、ライバルがしのぎを削っている状況が無さ過ぎる。また、日本の国技でありながらここのところの日本人力士はみんな、大関までで、止まってしまう。私の子供の頃は北の湖の全盛期。千秋楽に結びの一番を見ると、全勝の北の湖と1敗の輪島の横綱対決なんてのが定番だった。あの時期、もし、輪島が居なければ北の湖の通算記録はどうなっただろう、と良く思う。土俵を広くしたら、とか色々な案があるようだが真剣に考えないと。。。NFLやNBAを見れば、琴欧州(あるいは高見山、曙、武蔵丸)並みかそれ以上の体格のスポーツ選手は世界にはいくらでも居ることは明らかなんだから。

Thanksgiving

今週はアメリカは感謝祭week。Thanksgiving Dayは木曜日で祝日。プロアメリカンフットボール、NFLは通常試合は日曜日が試合日。東海岸時間の午後1時に主に東海岸での試合、4時過ぎに主に西海岸での試合、午後8時30分からはSunday Night GameとしてESPNがケーブルで全国中継する試合が1試合、月曜の夜9時からはMonday Night Footballとして1試合、ABCが全米中継する試合が行われるというのが通常のスケジュール。これが崩れる週がいくつかあるうちの一つがThanksgiving Day、感謝祭の日の試合。この日はアメリカではお盆のような感覚で、各地に散っている家族が集まったりする大きな休日で、感謝祭は木曜だが火曜辺りからお休み気分があたりに出て来るくらい。で、この木曜日に毎年2試合が行われる。この試合をホームゲームとして行うのは毎年決まっていて、デトロイト・ライオンズとダラス・カウボーイズ。相手は毎年変わるけれど、この2チームのホームでやるのが伝統になっている。ところが、ここのところこの2チームは低迷する年が多かった。カウボーイズは上向いてきたものの、ライオンズは沈みっぱなし。お祭りゲームなのに、イマイチなんだなぁ。伝統とはいえ、お祭りの日に全米中継する試合になるのだから、頑張ってもらわないと。。。

ヴェルディのJ2落ち

サッカー、ヴェルディのJ2降格が決定した。以前に降格争いするところまでチーム力が落ちたところから天皇杯に勝って今季は復活のシーズンのはずで、ワシントンという良いストライカーも補強して優勝争いを狙っていたはずが、チームの歯車が狂い出したら全く戻らず、勝てなくなってしまった。ヴェルディの低迷の根は深い。そもそもがJリーグ創設時に掲げられたリーグの理念が前身の読売クラブを「サッカー界のジャイアンツ」にしようとしていた親会社、読売の考えと相容れなかったところにある。現在のチームはJ1もJ2も、JFLでもJに上がることを目指しているチームは地元に支えられる形になっているが、ヴェルディのみ、そういう色が薄い。元々古くからユースチームを作り選手の育成から力を入れてきたチームなのだが今や、Jの各チームにそれぞれのユースチーム上がりの選手がいるような現状ではそれも特徴ではなくなってしまった。バブルの名残があった時期に始まったJリーグ選手の年俸は、はじめ実力不相応に高かった。そこから、バブルのはじけた影響で年俸を抑制して行かなければならない状態への移行に失敗して、読売系列からの資金が減らされ、一気に弱くなった印象がある。また、人気面でも、当初のホーム、川崎では常に東京をフランチャイズにすることをチラつかせたために大きな支持を受けられなかった。フロンターレとは大違い。しかも、東京に移ったものの、その時にはすでに、東京にもJチームを、と東京ガスを母体にしたチームが誕生し、チームの低迷と時期が重なったために、名前に東京が入るようになったものの「東京のチーム」として強く支持されるようになった印象は無い。このチームはどうなるのだろう。ワシントンには大きなお金を使っているはずだし、彼も降格するようなチームと聞いてやって来たはずではないはず。チーム内には個々には良い選手は何人もいる。彼らをどの程度つなぎとめられるか。これまでに、1シーズンで復帰してきたチームは大体、選手のつなぎとめに成功したことが要因となっている。またアジアチャンピオンズリーグへの出場は、日程が厳しくても出ると言っている。しかし、そのためにリーグ戦で体力面で苦戦しては元も子もない。チーム運営をする人々の戦いがこれから始まるのだろう。

パリーグ・プレーオフ方式

変更になったそうだ。2年やって、2年とも2位のチームが3勝2敗で勝ち上がったことから来ている、というのは少しせっかちな気がする。そもそも、それが可能なシステムを導入して、2回連続で1位が勝ちあがれなかったに過ぎない。これが、4,5年続けば制度的にどうか、と思うが、まだ、たったの2回である。ま、勝てなかったリーグ戦一位チームは納得いかないだろうけど。
プレーオフで優勝チームを決める、という制度を採った時点で、リーグ戦はプレーオフを有利に戦う権利を得るためのもの、という位置づけになる。リーグ一位が自動的に優勝、という時とは意味合いが変わる。これまで、リーグ戦で勝つことに大きな意味を持ってやってきた人々には特にこの変化は納得いかないかもしれない。
で、実際1位チームの得ていたアドバンテージは、全試合ホームゲームである。下位チームは長引けば1週間ほど敵地に乗り込んで、相手ホームの応援の中で戦わなくてはならない。5ゲーム差がつけばさらに1勝分のハンデが付けられる。ホーム、ということを重視するなら、これは、かなりのアドバンテージを貰っていると思う。
変更した案はリーグ1位に無条件に1勝分のアドバンテージを与え、先にホームゲーム2試合を行えるというものだ。しかし、これだと、もつれて、最後の優勝がかかる一戦が下位チームのホームになる。これは、どうかと思う。
結局、勝てなかったリーグ戦一位チームが不満を持たないシステムなんて無いし、下位チームの逆転の可能性があまりに小さければ今度は制度の存在の意味がなくなる。少なくとも、よく検討して、少なくとも5年以上の単位で評価しながら改善していく、というようにしないと、制度が定着せずに、しょっちゅう制度をいじっていて訳がわからなくなっていくのではないだろうか。

東京国際女子マラソン

高橋尚子選手が東京国際女子マラソンで優勝した。直前になって、肉離れの初期症状の出ていることがわかり、痛みが大きくなったらリタイアするという条件付でドクターストップ回避しての強行出場だった。ただ賞賛するだけではすまない、様々な裏事情もあったのだろう。単純に考えても、彼女はプロのランナーである。競技をすることでスポンサーが付き、収入を得る。さらに、コーチの元を離れ、チームQとして、専属スタッフを抱えてのレース。これまで2年、マラソンは走っていないという事実。専属スタッフはボランティアではないのだから、「稼がねばならない」立場である。多少のリスクは押しても走らざるを得ない事情があったはず。しかし、走って怪我を悪化させたり惨敗しては逆効果だから、本人の感覚からの判断として、この程度なら、レースのスピード(5km17分程度のペース)で少なくとも20-30kmは行ける、展開次第では勝てる、という判断もあったはずだと思う。また、勝てた要因にしても、高速レースにならず、一定ペースで揺さぶりもなく、ペースメーカーが外れた後は更にペースが落ちたのを元に戻したら他の選手はついて来れなかった、という故障の不安があった中では理想的な展開になったことが考えられる。怪我を公表したのも、言わないより言った方が自分の精神衛生上良い、ということだけだったと思うけど、そこも、結果的には駆け引きのあやになってしまった。しかし、なんにしろ、それで勝ってしまうのだから、超一流の選手であることは確かなんだろうなぁ。

ドラフト

日本のプロ野球の大学、社会人ドラフトの日。しかし、制度をいじるたびに訳のわからない、おかしな方に行くのはなぜだろう。素直に完全ウェーバーにすればいいのに。そして、ドラフトで得た交渉権をトレードできることにすれば良い。実質、江川事件がドラフトの権利のトレードで決着したので印象悪いのだろうけど、NBA、NFLなんかのドラフトではそれが当たり前。どうしても欲しい選手が居れば、ドラフトの指名権なり、金銭、手持ちの選手をトレードして早い順の権利を取る、既に指名されたのをトレードで取る、それでいいのではないか?自分の行きたいチームがホントに自分を取る気があれば、それなりのものを出して取りに来るってことで。チーム、選手の編成、強化のための駆け引き、交渉もゲームのうちとして、もっと活発にやればいいのに。組織に対する所属感の強い日本ではダメなのかな。

ブッシュ大統領とバレンタイン監督

 来日したブッシュ大統領を千葉ロッテマリーンズ、バレンタイン監督が迎えたという新聞記事を読んだ。そこでは、バレンタイン氏がテキサスレンジャーズ監督時代のオーナーがブッシュ大統領で旧知の間柄、としか書かれていなかった。私のアメリカ留学中、バレンタイン監督がNYメッツを率いてワールドシリーズに進んだとき、アメリカのテレビが好んで流していたのは、この監督をテキサスレンジャーズでクビにしたのはブッシュ氏だ、というネタ。「こんな良い監督をクビにするようなのが大統領だって」なんてニュアンス含みの。それとの落差は少し笑える。

アンゴラ戦

サッカーの代表戦、後半だけ見ました。ホームの試合で、攻めながら結局1点のみ。これまでは召集できる選手の組み合わせによって3バック、4バックを使い分けてきた。状況によって使い分けるのは良いとして、結局、セットプレー以外に攻撃の形はできてきたのだろうか。結果はそこそこのものを出してきたけれど、ジーコに監督を託したのはこういうサッカーのためだったのだろうか?前任者を批判していた時に吹いていたほどのことができているのだろうか?この程度の結果なら、批判の嵐の中前任者でも出せたのではないか?つい、そんなことを考えてしまう。勝ち負け、という問題ではなく、さすが、ジーコ、と思わせるような納得できる試合を見せてもらえない。

Gutsy call

NFLで2週続いて終盤に普通は無い勝負をかけた作戦が出た。先週のKC, 今週のTampa Bay。先週は残り5秒、3点差、ゴール前1ヤード。アメリカンフットボールの常識ではFGで3点を取って同点にして延長に持ち込む、はずのところ。見え見えのパワーランで押し込み、TDで逆転勝ち。今週は残り1分5秒、TDで1点差、PATでキックを決められて同点、というプレーで相手のオフサイド反則があって(そのせいもあって)PATをブロックされて2ヤード地点から1ヤードに進めてPATのやり直し。ここで、蹴り直しではなく、2pt conversionで一気に逆転を狙いに行き、また、ミエミエの中央のパワーランで成功。残り一分を抑えきって勝ち。

成功する確率が99%以上と考えられる同点にするプレーがあるのに、失敗するリスクのある1プレーに敢えて勝負を賭けるというのが2週連続で出た。失敗すれば非難の嵐の決断が2回成功に終わった。現実には1ヤード取りに行って取れる可能性は少なくとも5割以上あるケースであると思うけれど、100%に近く成功する同点を取らずに何割かの負けの可能性が生ずる方を取るのは冷静な判断ではないとされる。何らかの「行ける」あるいは「行こう」と考えた理由があるのだろうけど、完全に論理的に説明できるものではないだろう。シーズンの残りを考えてリスクがあってもチームに勢いをつけるために、という心理的な効果まで考えたか、それまでの試合展開から延長になって勝てる可能性もトータルで考えたか、自チームの攻撃陣がミエミエのプレーでも押し込める可能性が高いと考えたか。。。しかし、スタジアムはすごかっただろうなぁ。

一般的なアメリカ人が大好きなパターンが現実に2週連続であるなんて。映画でこんな試合を描いてもそんな作戦実際に取るコーチは居ない、って言われるだろうに。

先週と今週の違いは先週のはホントに最後1プレー。完全なDo or die. 今週のは1分残り時間があるPATなので失敗したらon side kickに望みをつなげる状況だし、成功しても残り一分で再逆転される危険もあったので、厳密には少しだけ、緊迫感は違う。とはいえ、どっちも凄い決断。英語ではGutsy Callと表現されるけど、日本語にするとどうなるだろう。Gutsyは根性、とか気合、て感じだけど、Callは、どの作戦で行くかの監督からの指示を言うPlay callから来ているので、根性作戦、気合い作戦、ではつまんない訳だなぁ。

T.O.

 NFLのトラブルメーカー、T.O.ことTerrell Owensがついにチームから出場停止処分にされて、今シーズンはもうプレーをさせない、ということになった。労使間の協定でチームがサラリーの払われない停止処分は4試合までなので、4試合が処分、そして、残りの試合はinactive、53人のロースターには残るものの試合の出場選手には入れないという扱いになるらしい。怪我などの場合はベンチに入って来る選手が多いが、このような場合それもないだろう。シーズン後には放出されると言われている。最近ではTampa BayがK. Johnsonに同様の処分をした。
 NFL.comなどで見ていても、これまで、才能ある選手であるゆえにT.O.を擁護する側だった人々もついに愛想を尽かしだしているようだ。アメフトは1チームを構成し、実際に試合に出場する選手の数がとても多い、巨大なチームスポーツである故に「自分よりもチーム優先」という考え方が大事にされる。その一方で、1人の能力で試合を左右できる才能を持った選手も大事にしたがる。プロスポーツである限り、勝つためにそれが必要である以上、性格に問題のある選手も何とか使いこなそうとする。T.O.はSF49ersで既に散々トラブルを起こしまくり、SFが持て余して手放し、Philadelphia EaglesにFAで移籍した。この時も、FAになるための手続きのミスで、FAの権利を取れずトレードが決まったところで、手続きミスをなんとかしてくれ、と揉めた末のFAでの移籍だった。活躍して、チームが勝っている間は良かったが、シーズン終盤怪我をして自分抜きでチームはスーパーボウルへ。スーパーボウルで復帰するも負け、ここからおかしくなる。
 この類の問題プレーヤーは私の印象ではWRの選手に多い感じがある。私は、WRの1人で敵陣に入り、自分の技術でマークする選手をかわし、パスを捕球するという役回りに原因がある気もする。RB, QBはライン、ブロッカ-役の選手がキチンとプレーしてくれることの有難さを常に感じるポジションだし、守備陣は誰かがミスをすればそこを突かれてしまう。才能あるWRだけは、「俺の方に投げれば自分が全部捕ってやる」と思える。
 さて、それで、来シーズンどこがこのジョーカーに手を出すのだろう。高給、年齢、怪我が増えていること、その上にトラブル必至、ということで、ロースターボーナス(その日まで支配下選手に置かれていた場合に払われるボーナス)の期日までにトレードはまず見つからず、解雇されFAになるだろうと言われている。どのような契約でどこが取るのやら。と考えたところで、日本のプロ野球の清原選手を思い出した。

ナビスコ杯決勝・2段モーション

 今日のサッカーはナビスコ杯決勝。日程が錯綜して天皇杯があったり、終盤に入ってきたリーグ戦があったりで気持ちの切り替えがややこしいんじゃないかなぁ、などと思ってしまう。ジェフ千葉vsガンバ大阪、というのはJリーグ創設時の10チームで「優勝」というのに縁の無かった2チームだそうで、、、ガンバは最後に取り残された、ということか。リーグ戦の残りを頑張れば、ということになるのですね。って、よく考えれば3冠のチャンスがあったのか。ずっと調子良かったのがここに来て失速気味なのを立て直せるか、西野監督の手腕やいかに、ってところですか。
 プロ野球の2段モーション問題は、審判はどういう基準を持ってきたのだろう。国際化時代が来て、プロの選手も国際試合に出る機会が増える、これまで「国内基準」で認めてきたものを見直そう、ということだと思うけれど、新たな基準はどんな風に決められたのか良く伝わってこない。「国際標準」に合わせるのなら、野球の盛んな地域、北中米、韓国、台湾あたりでの線引きを調査したり、アマチュアの国際試合の基準を調べたりした上で決めたのか、ルールブック上どう解釈しても必ずボークにならないという超厳格主義に走ったのか。報道のニュアンスだと後者のように聞こえる論調なのだが、どうなのだろう。個性がなくなるとか、選手の過剰反応なコメントが出ているけれど、個性はなくならないと思う。ただ、これまで、アマチュア時代に許されていた線を越えての修正を迫られる選手は全く新しいリズムを作らねばならず苦労するだろう。そもそも、「2段モーション」が出てきたときに、なんでこれが許されるのか、解説を聞いても理解も納得もできず、テレビで見るたびに違和感を感じていた私には、あれがなくなるだけで、良いけど。

天皇杯4回戦

サッカーの天皇杯がJ1のチームが登場する4回戦まで進んできた。例年、Jのチームが敗れる番狂わせが起きるのだけど、今年はなかったようで、少し期待外れ。J1のチームが18チームに増えたためにJ1同士の対戦もあった。昔は4回戦でJ1同士はなかったけれど。サッカーでの格上に対して番狂わせを狙う定番戦法、ゴール前に人数集めて守って、スピードのあるFWを一枚(あるいは2枚)だけ、前線に残してのカウンター狙いが、10試合以上あるうちの何試合かは、はまるケースが出てきたのがこれまでだけど。順当過ぎるのはノンフィクションドラマとしてのトーナメントの楽しみが減ってしまうなぁ。

NBA開幕

 NBAのシーズンが始まった。始まる直前に田臥選手はクリッパーズを解雇になった。残るのはまず無理だろうと思っていたが、プレシーズン終盤に好調だったようなので、低迷続きのチームでもあるし、ひょっとして、と思ったが最後にやはり切られたようだ。また、ABAあたりでプレーしながら声がかかるのを待つことになるのだろうか。
 去年からマスコミはPGの3番手として残れるか、とかいうことをいつも書くのだが、プレーできる登録人数は12。ポジションは5。一つのポジションに3人ずつ、という勘定は楽観的過ぎる。控え、ということなら、複数のポジションをこなせる方が使い勝手がいい。PGとSG、時にはSFまで、3ポジションこなすような選手も居るのだ。田臥選手の身長ではPGしかポジションは無い。この時点で既に大きなハンデを背負っている。故障者リストを含めて15、とは言っても、故障者が出て入れ替え、と素直になるとも限らない。NBAはかなり激しく、選手、監督がチームを変わっていくリーグ。ギリギリ滑り込むレベルではいずれにしろ厳しい。PGの2番手、まで行けるようじゃないと残れないんじゃないだろうか。
 チェンジオブペースで、素早さを前面に出そうとする時用のPGとして売り込もう、という戦略で頑張っているけれど、身長のハンデがあっても使ってみよう、というレベルにはないようだ。攻撃の時には工夫次第で身長差はどうにでもなるのだろうが、守備での不利はどうしようもない。NBAのPGには190cmを越える選手も多い。また、スクリーンプレーで入れ替わられてPFとかとのマッチアップを作られたら。。。身長の部分のマイナスはどうにもならない部分だから、何を言っても仕方ない。結局、他の部分のプラスが枠に残るために十分なだけ無い、というチームの判断になっているのだろう。
 アメリカの大学、1部校のリーグ戦から来る選手たち、ヨーロッパ各国のプロリーグの選手たち。その人数や層の厚さを考えると、去年、開幕ロースターに入れたこと自体が奇跡に近かったのかもしれない。スピードを前面に出そうというチームの戦略、マーケティングを考えるフロントの思惑の両方があってチャンスが与えられたのだろうけど。結局、あと5cmほど身長があって同じプレーができたなら、、、ということになってしまうのだろうか。チャレンジを応援したい気持ちと、冷静に考えて可能性はほとんど無いという現実の間で複雑な気分だ。

日本プロ野球のFAの印象

 日本のプロ野球のFA騒ぎが始まった。この日本のFAはシステムとして、かなりいびつで、プロ野球に悪影響しか与えていないのではないか、と思うのだが、あまり手直しされずに続いているようだ。FAとか、複数年契約とかのアメリカで始まったやり方を持ち込んだからおかしくなった、ということを言う人もプロ野球界に居るようだが、アメリカと契約のあり方から全てのシステムが違っていて、中途半端な形で日本独自のいびつな制度にして導入しているのから上手く機能してないんじゃないか?というのが私の考えだ。
 まず、もっと、選手がFA宣言しての移籍をしやすくする、チームがFA選手を採りやすくする必要があるのじゃないだろうか。年俸が高騰する、ということを懸念がいつも語られるがそれはおかしいだろう。単に選手の値段をきちんと査定できないフロントの言い訳だ。高過ぎる、と思ったら、その選手と契約しなければいいだけの話だ。妥当な値段の選手を探せば良い。だが、現実には、それができるくらいの数の選手がFA市場に出てこないから、交渉にならない。結局、むやみに値段が跳ね上がってしまう。これではFAは正常に機能しないし、ここが上手く行っていない、という印象がある。私が報道から受けている印象では、FA権を使って、ボーナス貰って同じ球団に残るか、FA宣言せずに残留、という選手がほとんどで、FA移籍する選手は年に数人、という感じだが、統計的にどうなのだろう?国内移籍には補償金などという足枷もある。宣言したところでほとんどの選手にとっては、買い手がつく見込みが立たないシステムじゃないのだろうか?これでは何のための制度かわからない。ごくわずかのFA移籍を狙う選手を、無理して高額なオファーを出したチームが取っていくだけの制度にしておいてはダメだろう。
 FAの条件を緩くするとメジャーへの大量流出を心配する声が大きいけれど、そんなに心配しなくて良いのではないだろうか。チャレンジする選手は増えるだろうけど、1,2年で帰って来る選手も増えるだろう、と思う。FAでそれなりの条件でメジャーに行き、既に年齢も30歳前後となれば、即、結果を求められる。あるいは、日本で得られる年俸より低い金額での契約からのチャレンジを強いられる。金銭、待遇、生活面、総合的に考えれば日本でのプレーを選び、一旦は挑戦しても帰って来る選手も多くなるはずだ。選手不足、ということにはならないのじゃないだろうか。また、かつての長島選手のような大カリスマが日本のプロ野球に君臨し、野球人気をリードするという図式を期待して海外流出を憂うのは勘違いじゃないだろうか。日本のトップ選手がメジャーでも通用することが証明されてしまった今、日本で成功した選手が居たとしても、メジャーに挑戦しなかったなら、その選手はカリスマたりえるだろうか?日本のトップ選手たちを、私などは、この選手はメジャーで通用するだろうか、と現実的に考え、それを見てみたい、と考えながら見るようになっている。そういう時代に、選手を日本のリーグに引き留めることは野球人気にとって必ずしも良策ではないだろう。個々のチームの営業、という小さなことを言わずに日本でトップクラスの実績を残した選手がメジャーでも活躍していくことで、次はどんな選手が日本のプロ野球から出てくるのか、という希望を演出した方が、野球が盛り上がると思うのだが。選手が出て行ったら、そのポジションは空き、そこに、また、新たなスターが誕生するチャンスができる、という、ポジティブな循環になるように努力して欲しい。難しいだろうけど、それが、プロのフロント、指導者の仕事ではないのだろうか。

本日開始。

やってみようと思いつつ、面倒に思って先延ばしにしていたけれど、

始めてみることにしました。まず操作を試している段階。

さて、どうなっていくか。

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Jubai 1-1