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Gutsy call

NFLで2週続いて終盤に普通は無い勝負をかけた作戦が出た。先週のKC, 今週のTampa Bay。先週は残り5秒、3点差、ゴール前1ヤード。アメリカンフットボールの常識ではFGで3点を取って同点にして延長に持ち込む、はずのところ。見え見えのパワーランで押し込み、TDで逆転勝ち。今週は残り1分5秒、TDで1点差、PATでキックを決められて同点、というプレーで相手のオフサイド反則があって(そのせいもあって)PATをブロックされて2ヤード地点から1ヤードに進めてPATのやり直し。ここで、蹴り直しではなく、2pt conversionで一気に逆転を狙いに行き、また、ミエミエの中央のパワーランで成功。残り一分を抑えきって勝ち。

成功する確率が99%以上と考えられる同点にするプレーがあるのに、失敗するリスクのある1プレーに敢えて勝負を賭けるというのが2週連続で出た。失敗すれば非難の嵐の決断が2回成功に終わった。現実には1ヤード取りに行って取れる可能性は少なくとも5割以上あるケースであると思うけれど、100%に近く成功する同点を取らずに何割かの負けの可能性が生ずる方を取るのは冷静な判断ではないとされる。何らかの「行ける」あるいは「行こう」と考えた理由があるのだろうけど、完全に論理的に説明できるものではないだろう。シーズンの残りを考えてリスクがあってもチームに勢いをつけるために、という心理的な効果まで考えたか、それまでの試合展開から延長になって勝てる可能性もトータルで考えたか、自チームの攻撃陣がミエミエのプレーでも押し込める可能性が高いと考えたか。。。しかし、スタジアムはすごかっただろうなぁ。

一般的なアメリカ人が大好きなパターンが現実に2週連続であるなんて。映画でこんな試合を描いてもそんな作戦実際に取るコーチは居ない、って言われるだろうに。

先週と今週の違いは先週のはホントに最後1プレー。完全なDo or die. 今週のは1分残り時間があるPATなので失敗したらon side kickに望みをつなげる状況だし、成功しても残り一分で再逆転される危険もあったので、厳密には少しだけ、緊迫感は違う。とはいえ、どっちも凄い決断。英語ではGutsy Callと表現されるけど、日本語にするとどうなるだろう。Gutsyは根性、とか気合、て感じだけど、Callは、どの作戦で行くかの監督からの指示を言うPlay callから来ているので、根性作戦、気合い作戦、ではつまんない訳だなぁ。

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